ボイラー土間給水管が老朽化した時の現象と対応方法|西川設備㈱富山|給排水スペシャリスト
給湯器等の修理の一つに土間給水管の老朽化という水周り問題というものがある。
戸建て住宅において新築から30年以上経過した場合から想定できるのは給水管の老朽化というのがよくあるテーマである。
今から30~50年以上前だと、給水管の材料に鋼管が使用している場合等、老朽化によって水漏れ等のトラブルがおきるケースを見受ける。
今回のお宅では昨年暮れに石油給湯器を交換した際にボイラー室の土間給水管が老朽化しているのを確認した為、時を改めて、漏水してトラブルになる前に対応した方が良いとなり、土間給水管を更新することになった経緯である。
外部の給水管からボイラー用に枝どり
富山県下新川郡入善町のあるお宅では、新築から40年経過しており、ボイラー室の土間コンクリート上に立ち上がっている給水配管が老朽化しており、給水管の表面に錆やネジ部が茶色く変色などが発生しており、給水管の老朽化とかんがえられる現象が発生した。
昨年の12月に石油給湯器をノーリツのフルオートに更新しており、その際に老朽化している為、給水管を更新したいとの要望であったため、今回、改めて訪問し給水管更新工事を実施した。
土間コンクリートの下部に埋め込まれていう給水管を更新する際、土間コンクリートを解体して、更新する方法もあるのだが、とにかく手間がかかる工法だと言えるのと、土間を斫ることによって粉塵が発生する等のマイナスの要件も出てくるのであまりお勧めの工法とは言えない。
そこで、一つの選択肢として、新たに外壁を貫通して、露出配管でボイラー室に給水を持ってこられたら良いとの提案をし、条件としては、露出だと、冬場の凍結対策をする必要があるのと、対候性を考慮した配管設置が必要であるのをクリアーする必要があった。
そこで、外部の埋設給水管を掘りだし、既設給水を切り離しを行い、新たにボイラー室給水管を設置した。一部露出になった給水管はスリムダクトに収納し冬場の凍結対策や対候性にも考慮した上で給湯器と配管接続を行った。
新ボイラー給水管をスリムダクトで保護
外部の埋設給水管を掘削して顕しにしたわけだから、ネズミ色のVP給水管は今は古い規格で今のHI-VP(群青色)のような給水管と比べると、配管の強度や耐久性が劣るからその近辺だけでも給水管をHI-VP20に更新した。
実際にボイラー室の土間給水管を取り替えて外した鋼管の状態を確認したのだが、やはり腐食の具合がひどいのと給水管の中の錆が凄く、錆の塊のコブが出来ているところもあった。
この錆のコブが配管内に出来ると、水の通り道が塞がれ閉塞するので水の出が悪いなと感じる事につながっていくので注意が必要である。
今回は水漏れトラブルが起きる前に水まわり修理を行い、将来に備える形になったのだが、
水まわりに関しては生活に密着しているところで使用できない状態になると非常に不便だから早めに処置して正解となったのではないだろうか?
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