急に井戸水が錆びだらけになったケースの水道修理=西川設備㈱富山

query_builder 2025/05/16
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 富山県下新川郡では井戸水を主体として水道水として使用しているケースが多い。



今回の現場は下新川郡入善町の戸建て住宅になるのだが、日頃から水周りでトラブルが発生した場合は西川設備㈱富山にお声がけをいただいて対応している。



 最近では、キッチンの混合水栓が故障した為、TOTIOのGG水栓に取替作業を行っている。



そのお宅で水のトラブルが発生した。具体的に言うと、家中の蛇口から錆水が出ているとのことで現地に急行した。







蛇口から錆水が出る元凶を究明

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 約10年前に井戸ポンプを更新したお宅になるのだが、現地調査を行い状況を確認すると確かに蛇口から錆水が出て来ている。



 で、井戸ポンプや砂取り器の状況を確認すると砂取り器が錆だらけの状況になっていた。



 こちらのお宅の井戸ポンプは家庭用の深井戸水中ポンプで450Wクラスである。



 地上ユニットの運転状況は問題なかったので砂取り器を更新して様子を見ることとなった。




 その後事態が急変することなる。



 なんと、夜中に井戸ポンプがエラーで何回も止まり、リセットを押すと復旧するということを繰り返したのだ。



 こういう症状が出て来てしまった為、メーカーを呼び、一度総合点検を実施した。



そのうえで分かったことは、微量の漏水がある為、ポンプの運転の入り切りが激しい状態が続き、ポンプ自体に負担がかかり絶縁数値も悪くなり状態が悪化しているとのことであった。




故障ランプがついてもリセットで何とか切り抜けていても、状況は良くなるわけではないし、夜中にポンプが止まってしまっても困ることから急遽、井戸ポンプを入替えすることとなった。





 家庭用の井戸ポンプで450Wクラスの為、揚水管口径は25Aである。



 だいだい揚水管に2層ポリパイを使用するのだが、既設の揚水管は将来的な事を考慮して更新することとなった。



 既設井戸ポンプを撤去して、あらたな水中ポンプを井戸ケーシングの中に設置する。




 その前に取り替えた砂取り器や、既設の吐出管に配管接続を行い試運転。




 あれだけ、錆水が出ていたのに、ポンプを更新したらあら不思議、



 全く錆が出なくなりましたとさ。



 あと前述した、微量漏水はどこで発生しているのかとお客様に相談されたので、予想で給湯配管も怪しいとお伝えし、石油給湯器の元バルブを閉めたら、漏水の症状が無くなったので、予想が的中したと言える。









井戸ポンプを更新後に別のトラブルが発覚


 井戸ポンプを更新してひと安心したのだが、今度は別の水のトラブルが発覚してしまう。



こちらのお宅の井戸ポンプが老朽化が早まった原因として、宅内の給水・給湯管で水漏れがあり、



運転起動のオンとオフが交互に絶え間なく入る状態となり、井戸ポンプの耐用年数が短くなってしまった。



 今回、折角井戸ポンプを更新したわけで、今度は長持ちさせたくなるのは当然の心理だろう。



 ついでに漏水箇所を絞り込み、漏水の問題を解決するべく、現地調査を実施した。



 水まわり専門の西川設備㈱であるから、だいたいの目星はついていたので、怪しいところから

確認していく。



 まず、給湯配管と給水配管を切り離す。



 給湯器のバルブを閉めれば、問題なく、切断しなくても給水と給湯は切り離ししたことになる。



で、給湯配管があやしいとなって、徐々に範囲を絞り込んでいく。



 まあ、配管の探偵ということだ。


台所の系統を切り離すして確認すると、浴室の給湯配管に問題ありと容疑が90%に高まる。



で、30年前に施工したユニットバスのエプロンをこじ開け、内部を確認すると、



給湯配管がHT-VPからステンレスフレーキに切り替わる継手で水漏れしている状況を確認した。






ユニットバスの水漏れを特定したので水漏れ修理を実施した。

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30年経過したユニットバスは流石に給水・給湯設備が老朽化する。



普通であれば、UB事交換と言いたいところだが、井戸ポンプを更新したばかりで懐事情に配慮する必要が出てくるのは当然だ。



したがって、水漏れ修理というより、給湯設備の更新と言う方が妥当であろう。



30年経過したHT-VP給湯管は粘りが無く、パイプカッターで切ろうとするとパキッと割れてしまう。



こういった症状が配管の老朽化を教えてくれるのも配管設備を触っている者の醍醐味であろうか?



 給湯器からの給湯配管をユニットバス経由で洗面所まで今時の樹脂管で更新した。


ユニットバス内部は給水と給湯管をSUSフレーキでバス水栓とサーモシャワーに振り分けだ。


 ユニット取り出し金具まで交換したから、完全なリニューアルである。

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